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【倉敷校】定着支援

就労移行支援事業では、現在利用されている方の訓練だけでなく
卒業した後、就職されてからの支援も継続的に行っています。
ちなみに・・・ハートスイッチでは定着支援を行う期間の定めはありません!
ですので、就職してから何年たっても必要な支援をし続けます。
今回はハートスイッチで行った定着支援の一例をご紹介したいと思います。

今年から工場での勤務を始めた方なのですが、少しずつ仕事のリズムに慣れてきて
新しい業務も任されてきています。
その新しい業務のことでうまくできないと倉敷校のスタッフに相談があったので、
仕事場に実際に訪問して支援をさせてもらいました。

その方の想いや考え、企業の担当者様からの対応などをお聞きしながら進めます。
仕事を行うに当たり、指導側と実際に仕事を行う側の視点の違いがあります。
間に入り、問題の解決を行う事が定着支援には重要になってきます。

今回のケースでは・・・・・。
現場での実際の動きや話を伺ったりすると、手順や方法で困っているのではなく
抜け落ちてしまう工程があったり、確認不足で困っているようでした。
そこで、倉敷校に来ていただいてチェックリストを一緒に作成することになりました。

チェックリスト
チェックリストを作成するにあたって、始めは作業の流れを確認し、工程の分析を一緒に行いました。
次は、どのようなチェックリストが使いやすいのか、作業工程がすべて書いてある表があれば十分なのか
一つ一つ毎回チェックできるようにして使い捨てられるタイプが良いのかを決めました。
そして、抜け落ちやすい工程は目立たさせつつ詳しくして、できているところはなるべく簡単にまとめて
情報量を少なくする工夫を行いました。
そして、今回は業務全体のリストと、抜け落ちやすい業務の2つを完成させました。

次回から作成したチェックリストを使って業務を行い、抜けがない方法が習慣化すればよいなと考えています。
今後も、卒業生が働き続けられるように必要な支援を行っていきたいと思います。

■ ハートスイッチ倉敷校 就労支援員 ■

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